障害年金はずっともらえるのでしょうか。
障害年金には永久認定と有期認定があります。
手足を切断するなど症状が固定されているものは永久認定といって、生涯にわたって障害年金を受給することはできます。
永久認定は、症状が変わることなく、治療の効果が期待できないものという状態を指します。
一方で、症状が固定しない、精神疾患、腎疾患、心疾患、がんなどが原因で障害年金を受給している場合、1年から5年の間で診断書の提出を行う必要があります。
年金の支払い決定通知書の中に次回診断書を提出しないといけない年月が記載されています。症状が回復している可能性もありますし、障害を持っている方の自立を促すためでもあります。
障害年金があるから安心、というコメント、アドバイスもあるようですが、障害年金は必ずしもずっともらえる訳ではありません。
民間保険はいったん支給されたら契約期間中は支給されるものが大半です。障害状態、就業不能対策の必要性を感じる場合は、民間保険も検討しましょう。