保険って必要?何を選べばいい? 実務のプロがQA形式で回答

QaitoQaito
Q

30歳男性で妻と0歳の子どもがいます。4年前に会社を辞めて今は自営業です。退職以降、国民年金を払っていませんが、家族は遺族年金をもらえるのでしょうか?

A
受給要件を満たさないため、残念ながら家族は遺族年金を受け取ることができません。
詳しく解説します

遺族基礎年金は誰でも受け取れるものではありません。以下のような受給要件があります。

原則:死亡日前の加入期間のうち、保険料納付済み期間(免除期間含む)が2/3以上あること

特例:死亡日の属する月の前々月までの1年間保険料の未納がないこと(平成38年3月31日までの特例)

受給要件を満たすか確認してみます。

(原則)

20歳から30歳までの10年間のうち6年間のみとなるので、受給要件を満たしません。

(特例)

ここ4年間、国民年金を払っていないので受給要件に該当しません。

原則も特例の受給要件を満たさないので、会社員時代に厚生年金保険料を払っていたとしても、遺族基礎年金はもらえないということになります。

遺族基礎年金は、子どもが一人の場合、年間約100万円をお子さんが高校を卒業する年の3月まで受け取れるものです。今0歳であれば18才歳までの間、約1800万円を受け取れる計算です。金額としても大きいですので、国民年金は早く納めた方が良いと思います。

また、国民年金保険料を払い始めても、遺族基礎年金の受給要件を満たすまで1年かかります。それまでの間に万一があったら困るので、収入保障保険などの生命保険を必要な分掛けておきましょう。遺族基礎年金をもらえるようになってから、保険金額を減額するなど必要保障額を再調整すれば良いと思います。

YOICHIRO NOMURA

YOICHIRO NOMURA

ファイナンシャルプランナー(CFP®)  外資系保険会社を経て、2009年からファイナンシャルプランナーとして活動する。ファイナンシャルプランニングの経験は12年超、1,000件以上の面談経験を持つ。 生命保険、資産形成、住宅購入、相続や贈与の相談を得意とする。

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保険って必要? 何を選べばいい? 実務のプロがQA形式で回答

保険に関してはいろいろな情報が飛び交っていますが、やや教科書的な情報や、特定の目線からの極端な情報が多いように思います。
保険はその人その人のライフプランニング全体にも関わるため、こうした情報だけで判断するのはやや危険です。
Qaito(カイト)では、ファイナンシャルプランニングと保険の実務経験を踏まえた上での情報を、できる限りその人その人ごとの情報を届けていきたい思うのと、かつ、知りたいことがピンポイントで分かるように、QA形式で情報を提供したいと思います。

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