保険って必要?何を選べばいい? 実務のプロがQA形式で回答

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民間保険をどう考えるべきか

民間保険は社会保険を補完する位置付けで、自分では対応できない大きな損失に対する備えとして活用するものです。

既に公的保険である社会保険制度があります。
具体的には、死亡の場合は、遺族年金、障害状態の場合は、障害年金、老後を迎えたら老齢年金、怪我や病気をしたら健康保険制度、介護状態になったら介護保険制度といったものがあります。強制加入ですので保険料は払わないといけません。

民間保険は、それら社会保険の補完という位置付けです。保障内容は、職業や年齢によっても異なりますので、民間保険に入る前に、社会保険でどの程度カバーされるかを知っておく必要があります。

民間保険で補完する意味

健康保険があれば医療費は自己負担は3割から1割負担で済みます。高額療養費もありますし、会社員の健康保険組合には付加給付もあり、医療費に上限があります。自己負担分をすぐに準備できるのなら民間保険を活用する必要性は下がります。

一方、死亡保険は誰かを養っている場合は必須かもしれません。月40万円で生活している家族があった場合、世帯主が死亡し、遺族年金が15万円だとすると残り25万円が不足します。
子供が大きくなる20年間を見積もると年300万円×20年=6000万円となります。今すぐ準備するのは現実的でない金額です。 死亡保険であれば、少ない保険料で大きな保障を得られるため、必要性は高いと言えます。

そのリスクはコントロール出来るのか

リスクがコントロールできるかできないかによっても変わります。
民間の医療保険に入る前に、そもそも病気にならないように気を付けるところから対策を立てるべきです。保険に加入することではリスクは回避できるからです。
一方、人は必ず亡くなります。病気にならないように気を付けたとしても、事故や災害に巻き込まれることも有り得ますし、いつ亡くなるかは誰も分からないため、死を回避するのは難しいのが現実です。
コントロールできるかできないかによっても民間保険を掛ける必要性が変わってきます。

民間保険は、社会保険では不十分で、今すぐ準備できない程の経済的に大きな損失に備える際に使うものです。
社会保険だけで足りないとしても、必ずしも民間保険で補完する必要はありません。リスクを回避でき、準備すべき金額が少なければ、預貯金といった自己資金でも良いでしょう。
民間保険の保険料もそれなりにかかりますので合理的に付き合いたいものです。

YOICHIRO NOMURA

YOICHIRO NOMURA

ファイナンシャルプランナー(CFP®)  外資系保険会社を経て、2009年からファイナンシャルプランナーとして活動する。ファイナンシャルプランニングの経験は12年超、1,000件以上の面談経験を持つ。 生命保険、資産形成、住宅購入、相続や贈与の相談を得意とする。

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保険って必要? 何を選べばいい? 実務のプロがQA形式で回答

保険に関してはいろいろな情報が飛び交っていますが、やや教科書的な情報や、特定の目線からの極端な情報が多いように思います。
保険はその人その人のライフプランニング全体にも関わるため、こうした情報だけで判断するのはやや危険です。
Qaito(カイト)では、ファイナンシャルプランニングと保険の実務経験を踏まえた上での情報を、できる限りその人その人ごとの情報を届けていきたい思うのと、かつ、知りたいことがピンポイントで分かるように、QA形式で情報を提供したいと思います。

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